TikTokの運営会社がリリースしているCapCutデスクトップ版
無料で動画編集ができる上に、顔の加工まで出来るおもしろいアプリです。
今回は、CapCutで顔など画面の一部にモザイクやぼかしをかける方法を解説していきます。
画面はMac版の画面で解説していますが、Windows版でも操作は同じです。
PC版CapCutでモザイクをかけて追従させる方法
現在のバージョン(4.1.0)では、かんたんに顔にモザイクをかける方法があります。
人間の顔のみになりますが、使い方はかんたんです。
モザイクをかけたい動画が配置されている状態で、「エフェクト」をクリックします。
検索欄に「顔のモザイク」と入力して検索します。
下のほうにスクロールすると「顔のモザイク」というボディエフェクトが見つかると思います。
検索で見つからない場合は、「ボディエフェクト>カバーアップ」の中にあるので探してみてください。
「顔のモザイク」エフェクトを動画の上に配置して、モザイクをかけたい部分に合わせます。
これだけで人間の顔にモザイクがかかります。
PC版CapCutで画面の一部にぼかし・モザイクをかける方法
「エフェクト>ぼかし」で画面全体にぼかしをかけることはできるのですが……。
できれば、このぼかしエフェクトを画面の一部にかけたいですよね。
ちょっと複雑になりますが、できないことはないです。
やり方としてはこのようになります。
- 全体にぼかしエフェクトをかけた動画を四角でマスクする
- ぼかしをかけていない動画と合成する。
例としてぼかしを使っていますが、モザイクでも同じやり方なので同時に解説していきます。
CapCutでぼかし・モザイクエフェクトをかけて四角でマスクする
動画をタイムラインに配置したら「エフェクト」の検索で「ぼかし」と検索します。
検索で見つからない場合は、「動画エフェクト>レンズ」の中にあるので探してみてください。
モザイクの場合は「モザイク」と検索します。
「ぼかし」エフェクトを動画の中にドラッグします。
このように、この動画素材だけにモザイクやぼかしエフェクトがかかっていることがポイントです。
次に動画素材をクリックして、「マスク>長方形」でマスクをかけます。
長方形のマスクが、ぼかしをかけたい部分だけになるように調整します。
これで、画面の一部だけにエフェクトがかかるようになりました。
次はモザイクやぼかしのかかっていない動画と合成します。
ぼかし・モザイクエフェクトがかかっていない動画を合成する
ぼかしやモザイクのかかっていない元の動画素材を、ぴったりと重なるように配置して合成します。
先ほどエフェクトをかけた動画を、かかっていない動画の上にドラッグして重ねます。
エフェクトのかかっていない動画を一段下ろします。
これで、画面の一部だけにぼかし(モザイク)がかかった動画が完成します。
ただし、この方法では顔などのパーツに追従するようにはできません。
CapCutは頻繁にバージョンアップされているので、もっとかんたんに出来るようになるとは思いますが、今のバージョンではちょっと複雑な作業になりますね。
この方法ではトラッキング(追従)ができないので、先ほど解説したように「顔のモザイク」ボディエフェクトを使うか、TikTokでよく見かけるようにステッカーを追従させるという方法がいいかもしれません。
合わせて参考にしてください。
PC版CapCutの使い方まとめ
ショートカットキーボードを導入すると動画編集が速くなるのでおすすめです。
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