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PC版CapCutの縦動画や横動画の解像度とサイズ変更ついて解説(Mac/Windows版キャップカット)

TikTokの運営会社がリリースしているCapCutデスクトップ版

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CapCut

  • (Bytedance Pte. Ltd.)
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無料で動画編集ができる上に、顔の加工まで出来るおもしろいアプリです。

studio.monoist.work

 

今回は、CapCutで縦動画や横動画を編集する際の「解像度」について解説していきます。

画面はMac版で解説していますが、Windows版でもまったく同じです。

PC版CapCutの解像度は素材に合わせて変更される

CapCutは動画編集の際に、あまり解像度を気にすることなく、編集できるようなアプリになっています。

 

例えば、横動画(16:9)の素材をタイムラインにドラッグすると、横動画のまま編集することができます。

横動画(16:9)の素材をタイムラインにドラッグ

 

縦動画(9:16)の素材をタイムラインにドラッグすると、縦動画のまま編集できます。

縦動画(9:16)の素材をタイムラインにドラッグ

 

例えば、写真(3:2)をタイムラインにドラッグすると、写真の比率3:2の動画を編集することになります。

写真(3:2)をタイムラインにドラッグ

 

プレイヤーの下「比率」をクリックして「オリジナル」になっていれば、素材の解像度がそのまま使われています。

プレイヤーの下「比率」をクリックして「オリジナル」になっている

 

例えば、4Kの動画素材を使っていたら、3840 × 2160の解像度で編集していくことになりますが、ユーザーはあまり意識せずに編集していけるアプリになっています。

実際の問題として、動画の編集中に解像度を意識することはあまりないので、使い勝手がいいアプリだと思いますね。

 

PC版CapCutで動画のサイズを変更する方法

ここまで「解像度」という言葉を説明なく使ってきましたが、解像度をかんたんに説明すると「動画のサイズ」ということです。

 

例えば、この動画は横1280ピクセル縦720ピクセルのサイズになっています。

横1280ピクセル縦720ピクセルの大きさ

 

もっと小さい動画に変換すると横854ピクセル縦480ピクセルのサイズにできます。

横854ピクセル縦480ピクセルの大きさ

 

このように、動画のサイズを変えることもPC版CapCutでできます。

 

動画のサイズをかんたんに変更するエクスポートの設定

動画の大きさを変える場合、PC版CapCutのエクスポート設定で変更するのが一番かんたんです。

エクスポートの詳しい解説はこちらの記事でしています。

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ここではやり方だけ解説していきます。

動画をエクスポート(書き出し)するためにエクスポートボタンをクリックします。

エクスポートボタンをクリック

 

「解像度」の設定で480pを選択します。

「解像度」の設定で480pを選択

 

この設定でエクスポートします。

エクスポートボタンをクリック

 

これで元々の動画が720p(横1280ピクセル縦720ピクセル)の大きさだった動画が、480p(横854ピクセル縦480ピクセル)の大きさに変換されてエクスポートされます。

横854ピクセル縦480ピクセルの大きさ

 

同じやり方で動画を大きくすることもできます。

動画を大きくする

この場合、720pの大きさから1080p(横1920ピクセル縦1080ピクセル)になります。

 

TikTokのような縦動画の場合、720pの解像度でエクスポートすると横720ピクセル縦1280ピクセルの大きさになり、1080pの解像度でエクスポートすると横1080ピクセル縦1920ピクセルの大きさになります。

ただし、動画の解像度を上げる(動画を大きくする)変換をしても画質はよくならないので注意してくださいね。

 

動画のサイズを数値で細かく設定する方法

基本的に、YouTubeやTikTokにアップロードする場合、解像度(サイズ)は720pか1080pで十分な大きさになっています。

もし、もっと他のことにCapCutを活用するなら、数値で細かく設定する必要があるかもしれません。

その場合はちょっと難しくなりますが、プロジェクトの設定で数値を使って動画の大きさを設定できます。

 

まず、この縦動画素材を使っていたとして、何もないところをクリックするとプロジェクトの設定が表示されます。

何もないところをクリックするとプロジェクトの設定が表示される

 

プロジェクトの設定画面の「修正する」ボタンをクリックします。

プロジェクトの設定画面の「修正する」ボタンをクリック

 

この画面の「解像度」を「カスタマイズ済」にすれば、動画のサイズを数値で入力できるようになります。

「解像度」を「カスタマイズ済」にすれば、動画の大きさを数値で入力できる

 

つまり自由な大きさに設定するには、プロジェクトの設定をカスタマイズするということになります。

 

例えば、上のように縦400ピクセル横400ピクセルに設定すると、エクスポートの画面でもそのまま設定した大きさでエクスポートできるようになります。

そのまま設定した大きさでエクスポートできる

 

PC版CapCutの解像度比率を変更する方法

CapCutはTikTokを運営している会社がリリースしているので、編集する動画も縦動画が多いのではないでしょうか。

横動画の素材を縦動画に変更するにはどうすればいいのでしょう?

以下で解説していきます。

 

まず、横動画の素材をタイムラインにドロップします。

横動画(16:9)の素材をタイムラインにドラッグ

 

次にプレイヤー下の「比率」をクリックして縦動画「9:16」を選択します。

9:16を選択

 

このままでは、上下に大きな黒帯ができてしまうので、動画を拡大します。

動画を拡大

 

これで、横動画の素材を縦動画で使えるようになりました。

縦動画の再生

 

特にTikTokの場合、横動画を縦動画に変換(回転)させることが多いですね。

こちらの記事で解説しているので合わせて参考にしてください。

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画像の素材でも同じく、「比率」を「オリジナル」から「9:16」に変更することで……

9:16に変更

 

縦動画の素材として使えます。

縦動画の素材

 

縦動画に写真を使うときには、キーフレームという機能を使って動かすことが多いと思います。

こちらの記事も参考にしてください。

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PC版CapCutの使い方まとめ

ショートカットキーボードを導入すると動画編集が速くなるのでおすすめです。

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