TikTokの運営会社がリリースしているCapCutデスクトップ版
無料で動画編集ができる上に、顔の加工まで出来るおもしろいアプリです。
TikTokでは横動画を大きくみせたいために、縦動画にして投稿することが多くなっています。
今回は、PC版CapCutで横動画を縦動画に変換する方法を解説していきます。
画面はMac版で解説していますが、Windowsでも操作は一緒です。
日本語の表示で解説しているので、日本語化したほうがわかりやすいと思います。
PC版CapCutで横動画を編集する
まずは、動画を横動画のままで編集していきます。
例としてこのような横動画をタイムラインに配置します。
カット編集などは、横動画のままやっていったほうが、編集しやすいと思います。
例えば、このようにカット編集が終わったとします。
プレイヤー下の「比率」をクリックすると、解像度は「オリジナル」になっています。
この解像度を変更して、縦動画に変換します。
詳しくはこちらの記事で解説していますが、この記事でも順番に解説していきます。
では、横動画を縦動画に変換する方法に入っていきましょう。
PC版CapCutで横動画を縦動画に変換する
先程の解像度「オリジナル」を縦動画の「9:16」に変更します。
このままでは、動画は横のままですよね。
最初のカットを選択して「回転」に「90」と入力して動画を90度回転させます。
そして、動画の大きさを合わせます。
この最初のカットのスケールが「179%」になったことを覚えておいてください。
素材によってスケールをどれくらいにするのか変わってくるので、自分の素材でのスケールを確認してくださいね。
このままでは、最初のカットしか縦動画に変換されていないので、残りのカットを選択します。
そして「スケール」に先程の「179」を、「回転」に「90」を入力して、残りすべてのカットを縦動画に変換します。
これで、横動画を縦動画に変換できました。
縦動画にした向きが気に入らなければ「90」ではなく「-90」と入力すれば逆向きにもできます。
最後に、縦動画としてエクスポート(書き出し)しましょう。
PC版CapCutで縦動画をエクスポートする
エクスポートの詳しい解説はこちらの記事でしています。
この記事では、かんたんに解説していきます。
エクスポートボタンをクリックすると、書き出しの設定画面になります。
基本的には「720p」「mp4」になっていれば大丈夫です。
そのまま「エクスポート」ボタンをクリックして、エクスポートすれば問題ありません。
エクスポートされた動画はこのように、横向きの縦動画になっていると思います。
これで、TikTokにも投稿できる動画になりましたね。
ちなみにですが……。
TikTokに横動画のまま投稿すると、ぱっと見たときには小さく見えますが、スマホを横にすることで全画面の大きな横動画になります。
まだあまり知られていないと思うので、今は縦動画に変換するのも良い方法だと思います。
PC版CapCutの使い方まとめ
【日本語】PC版CapCutを英語版から日本語にする方法(Mac / Windows)
エクスポートとは?PC版CapCutの書き出し設定について詳しく解説(Mac/Windows)
【Mac/Windows】CapCutのPC版で顔を加工・補正する方法とやり方
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