TikTokの運営会社がリリースしたCapCutデスクトップ版
無料で動画編集ができる上に、顔の加工まで出来るすごいアプリです。
今回は、CapCutで動画編集した最後の作業、エクスポートについて詳しく解説していきます。
画面はMac版で解説していますが、Windows版でもほとんど同じです。
PC版CapCutで動画を書き出す、エクスポートの設定
動画編集をした後、画面右上にある「エクスポート」ボタンで、動画を書き出します。
もし、日本語版の表示にしていなかったらこちらの記事を参考にしてください。
さて、エクスポートの設定を順番にみていきましょう。
一番上「作品のタイトル」は動画のファイル名になるので、文字を入力します。
「次にエクスポート」では動画ファイルを書き出すフォルダを選択します。
ここではデスクトップに書き出すようにしています。
「解像度」で動画の大きさを決めます。
720pの縦動画なら720 x 1280の大きさになり、動画のサイズを小さくできます。
TikTok程度の短い動画なら、1080pの縦動画1080 x 1920の大きさにしておけば、問題はないと思います。
「ビットレート」で動画の画質を決めることができます。
短い動画であれば「おすすめ」のままで大丈夫です。
長編動画を作るのであれば「下げる」を選択すると、ファイルの容量を小さくできます。
コーデックは「H.264」のままにしておきましょう。
他のコーデックを選択するなら、どういう意味があるコーデックなのか理解してからのほうが良いです。不要なトラブルを避けられます。
フォーマットはMacの場合「mov」でも「mp4」でもどちらでも良いです。
Windowsを使っているなら、「mp4」にしておいたほうが便利に扱えます。
フレームレートは「30fps」のままで大丈夫です。
TikTokでもYouTubeでも、だいたい30fpsが主流になっています。
動画の書き出し設定はこれくらいで、あとは「音声をエクスポート」という項目がありますね。
これも解説しておきます。
PC版CapCutの「音声をエクスポート」って何?
音声をエクスポートしないと、音が入っていない動画が書き出しされる?と考えてしまうかもしれませんが、動画にはちゃんと音声が入っています。
それとは別に、音声をmp3などで書き出ししたい場合にチェックを入れます。
実際に書き出してみましょう。
すると、このように書き出したフォルダに、新たなフォルダが作成されて、中には動画ファイルと音声ファイルが入っている状態になります。
音声ファイルだけ必要になること…ってあまりないと思いますので、普段はチェックを入れない状態で、エクスポートすると良いでしょう。
基本的には、このの設定で問題なく、動画を書き出すことができます。
わたしが仕事で動画編集する際には、音声ファイルだけエクスポートして、ノイズ除去の処理を他のアプリでやったりするので、使うことがあるかもしれません。
一応、ノイズ除去の機能が、CapCutにもあります。
Mac版CapCutのウォーターマークを消す方法
最後にひとつ、Mac版のCapCutで、なにも設定せずに書き出しするとウォーターマークがついている動画になってしまいます。
このウォーターマークは無料のまま消すことができるので、こちらの記事を参考にしてください。
PC版CapCutの使い方まとめ
【日本語】PC版CapCutを英語版から日本語にする方法(Mac / Windows)
【Mac】CapCutデスクトップ版のウォーターマークを消す方法
【Mac/Windows】CapCutのPC版で顔を加工・補正する方法とやり方
【Mac/Windows】CapCutのおすすめフォントと字幕の使い方
【Mac/Windows】CapCutにフォントを入れる方法とおすすめ日本語フォント
【Mac/Windows】PC版CapCutの書き出し設定について詳しく解説
【Mac/Windows】PC版CapCutの縦動画や横動画の解像度について解説
【Mac/Windows】キーフレームとは?PC版CapCutで画像を動かす方法