わたしはMacのFinal CutとPhotoshopを使ってYouTubeの収益化を担当しました。AppleのイベントでiPad Proが発表されたとき、Affinity PhotoがiPadのキラーアプリとして紹介されて以来注目していて、2021年になってから全面的にAffinity Photoに移行しています。
このサイトではAffinity PhotoをPhotoshopの代替として使うことをおすすめしているので、最新のセール情報もお伝えしていきます。
- 2023年のAffinity Photoのセールについて
- 2023年のAffinity Photoのセールを逃さないために…
- 参考:過去のAffinity Photoセール
- Affinity Photo解説シリーズ
2023年のAffinity Photoのセールについて
全くの予想外で「Affinity Photo 2」が発売開始となり、2022年11月〜2023年1月25日まで特別企画として40%OFFのセールが行われていました。
アプリの値段としては円安の影響もあり、7,000円→10,800円と上っていますね。
ライセンスが新しい形式になっていて、Mac版とWindows版のライセンスが別々になりました。そして、ユニバーサルライセンスとして、1つのライセンスでどのプラットフォームでも使えるライセンスが新設されています。
Affinify Photoのセールとして、もうこれ以上のセールはないでしょう。
M2 MacBook Airの処理速度の例として、Affinity Photoのレンダリングが比較されていたので、AppleさんがAffinity Photoを宣伝してくれている状態です。
過去にあった半額セールといったような大々的なセールはないと考えていいと思います。
2023年7月にAffinity製品のサマーセールが行われました。
予想外のセールではありますが……25%オフなので、発売記念セールほどは安くなっていません。
予想通りなのは、半額セールといった大々的なセールではないところです。
この次となると、11月末のブラックフライデーでセールされるはずです。
毎年11月末から12月頭まで、ブラックフライデーからサイバーマンデーにかけては、Affinity Photoだけではなくいろいろなアプリがセール価格になるのが恒例になっています。
ただし、半額セールまでは期待できないと予想しています。
2023年のAffinity Photo・Designerのブラックフライデーセール
予想通り、11月21日からAffinity製品のブラックフライデーセールが始まりました。
現在は終了しています。
これも予想通りなのですが、半額にはならず40%オフというセールになっています。
バージョン2の発売記念セールが40%オフ、ブラックフライデーセールも40%オフなので、Affinity製品が半額なることはもうないと思います。
Photoshopに比べて、Affinity Photoの有利な点はサブスクリプションじゃないことですが、Photoshopは2024年バージョンになってAI生成が使えるように大型バージョンアップがありました。
Affinity PhotoがPhotoshopに追いつくためには、AI生成ができるようになる必要がありますが、おそらくバージョン3を買い直すことになるか、最悪サブスクリプションに移行する可能性もかなりあります。
そのためAffinity Photo 2で十分という方は、このセールを見送る意味がほとんどないと思われます。
2023年のAffinity Photoのセールを逃さないために…
わたしがPhotoshopからAffinity Photoに乗り換えたのは、2021年の半額セールが終わってからでした。
理由のひとつはPhotoshopをやめるための違約金が大きすぎたためですが、もうひとつはAffinity Photoが本当にPhotoshopの代替として使えるのかわからなかったからです。
Affinity Photoを検証した結果として、2021年当時のPhotoshopの代替としてほぼ全ての機能が使えたので、セール価格ではなくフルプライスでAffinity Photoを購入しました。
年間13,000円の維持費がかかるPhotoshopと比べると、Affinity Photoは買い切りのアプリですので安いと思えます。
ただし、Affinity PhotoからAffinity Photo 2へのアップグレードは用意されませんでした。
しかし、旧バーションが使えなくなるわけではないので、そのまま追加の費用を払うことなく使うことができています。
※その後、バージョンアップ割引として25%のセールがありましたが……それだけの対価を払う必要性がありませんでした。
Affinity Photo(もしくはDesigner)のセールを逃さないようにするためには、今のうちに自分が使いたい機能が使えるのか、無料評価版で使ってみることをおすすめします。
MacでもWindowsでも無料評価版があります。
わたしの検証結果としては、ブログの画像やYouTubeのサムネイルを作るためには十分な機能があると判断しています。
Affinity PhotoからAffinity Photo 2のバージョンアップは意味があまりなかったのでしていません。
Affinity Photo 2との違いを検証してみたので参考にどうぞ。
しかし、出来ないこともあります。
例えば、印刷物を制作するためにAffinity Photoを使うことはおすすめできません。
PSDを開いて編集してPSDで書き出しすることはできるものの、印刷物の入稿データとしては使えないでしょう。
あくまでも互換性があるアプリです。
注意点として……
今現在、Photoshopを使っている場合、Affinity Photoへの移行は計画的にする必要があると思います。こちらの記事で解説しているので参考にしてください。
参考:過去のAffinity Photoセール
Affinity PhotoやAffinity DesignerをリリースしているSerif社は、AdobeのPhotoshopやIllustratorに対抗するため頻繁にセール価格を設定していました。2021年は6月まで半額でセールをしていて、50%オフは過去最大のセールでした。
過去最大のセールはおそらくAppleシリコンのM1 Mac発売に合わせたキャンペーンだったと推察できます。Photoshopの代替としてAffinity Photoを考えたとき、優位性はAppleシリコンに最適化されていることでした。
2021年11月には「ブラックフライデー」セールが行われ30%オフでした。
2021年のセールの実績から2022年のセールを予想すると、次にAffinity PhotoのセールがあるとすればM2のMacBookが発売されるタイミングの可能性がありました。
が……。
M2 MacBook Airが発売されてもAffinity Photoのセールはありませんでした。
そして2022年は11月になって、Affinity Photo 2の発売記念セールが行われました。
Affinity Photo解説シリーズ
WindowsのAffinity Photoで「書き出し」ってどうするの?
WindowsのAffinity Photoで角ゴシックフォントを使う方法
Affinity PhotoでPhotoshopのレイヤー効果を使う方法
Affinity PhotoでPhotoshopの自由変形をする方法
Affinity PhotoでPhotoshopのように選択範囲を変形する方法
Affinity Photoの切り抜きツールとPhotoshopの遠近法ワープを使う方法
Affinity PhotoでPhotoshopのコンテンツに応じた消去をする方法