モノイスト

YouTuber/TikTokerのためのスキル解説サイト

【Mac/Windows】Davinci Resolveでクリップを結合する方法とできない場合の対策

無料で動画編集ができるDavinci Resolve

www.blackmagicdesign.com

 

分割したクリップを結合したい場合があると思います。

今回はDavinci Resolveでクリップを結合する方法と、できない場合の対策を解説していきます。

 

画面はMac版で解説していますが、Windows版も同時に解説しています。

Davinci Resolveでクリップを結合する方法

分割したクリップを結合するには、分割した編集点に移動します。

「↑」キーか「↓」キーで移動すると編集点に直接移動できるので便利です。

分割した編集点に移動

 

編集点に移動したら「タイムライン」メニューから「クリップを結合」を選択します。

「タイムライン」メニューから「クリップを結合」を選択

 

これでクリップを結合できます。

結合できたクリップ

 

クリップが結合できない場合:フレームがずれている

クリップを結合するには、同一のクリップで連続したフレームである必要があります。

 

編集や削除をしてフレームがずれていると「選択したクリップは片側のフレームがソースフレームと隣接するフレームでないため結合できません。」と表示されます。

「選択したクリップは片側のフレームがソースフレームと隣接するフレームでないため結合できません。」と表示

 

表現が難しいですが、分割点で1フレームもずれることなく、連続したフレームでないと結合できないわけです。

1フレームでも削除してしまうと元のように結合することができません。

分割したとき、そのままのフレームに戻す必要があります。

分割点で1フレームもずれることなく、連続したフレームでないと結合できない

 

クリップが結合できない場合:ショートカットが使えない

これはMacでもWindowsでも起きることですが、クリップを結合するショートカットが使えない場合があります。

この現象は、日本語配列のキーボードを使っていると起きます。

 

日本語配列のキーボードを使っている場合、ショートカットはMacの場合「Option+¥」Windowsの場合「Alt+¥」と表示されています。

ショートカットはMacの場合「Option+¥」

 

しかし「キーボードショートカット」を見てみるとMacの場合は「Option+\(バックスラッシュ)」Windowsの場合は「Alt+\」となっています。

Macの場合は「Option+\(バックスラッシュ)」

 

「\(バックスラッシュ)」と「¥」はほとんど同じ意味ですが、厳密には違うので、ショートカットキーを押しても結合できないという現象になります。

 

この場合、キーボードショートカットの「タイムライン>クリップを結合」にMacの場合「Option+¥」Windowsの場合「Alt+¥」を登録すれば、ショートカットキーが使えるようになります。



最初にご紹介したように、「タイムライン」メニューから「クリップを結合」をクリックするようにすれば、ショートカットキーの問題は起きないので確実です。

「タイムライン」メニューから「クリップを結合」を選択

 

この日本語キーボードによるショートカットキーの問題は、他にもタイムラインの拡大で起きます。

合わせて参考にしてください。

studio.monoist.work

 

Davinci Resolveの使い方まとめ

左手デバイスを使うと編集が高速でできるようになるのでおすすめです。

studio.monoist.work

Davinci Resolveを日本語で使う方法

カット画面で使うおすすめショートカット一覧

クリップを結合する方法とできない場合の対策

プレビューの再生速度を変える方法

タイムラインを拡大・縮小する方法とショートカット

動画のフレームレートを変更する方法

Davinci Resolveで縦動画を編集する方法

画面の一部にモザイクをかけてトラッキング(追従)させる方法

Davinci Resolveのコンプレッサーを使って音量を整える方法

Davinci Resolveのノーマライズで音量調整する方法

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

CapCutの「ルックアンドフィール」はBytedance Pte. Ltd.が知的財産権を保有しています。

当メディアでは日本の著作権法第32条に基づき、CapCutの「ルックアンドフィール」を引用しています。