前回、CapCutのノイズ除去を検証しました。
そこで今回は、CapCutで音声を消す方法、そしてBGMをつける方法を解説していきます。
合わせて、新機能である声だけ消す方法も解説します。
CapCutで音声を消す(ミュートする)方法
では、この素材の音声を消すためにタイムラインにドラッグして配置します。
音声が目でみてわかるように、プレイヤー下のレベルメーターをクリックして表示すると、タイムライン右にレベルメーターが大きく表示されます。
素材を再生してみると、小さく音声が入っています。
タイムライン右のレベルメーターに緑のグラフがちょっと表示されていますね。
この不要な音を消すためには素材の音声をミュートします。
ミュートはタイムライン左の、このボタンです。
このボタンをクリックすると、その列の音声がミュート(消音)されます。
これで再生してみると音が消えて、レベルメーターにも表示されなくなります。
音声なしの動画にしたいなら、このままエクスポートすれば、音声なしの動画になります。
この記事では、音声をミュートした上で、BGMをつけてみます。
CapCutで音声を消してBGMをつける方法
ここまで紹介した素材のミュートは、BGMの邪魔にならないようにミュートすることが多いのではないでしょうか。
というわけで、この動画にBGMをつけてみます。
「オーディオ」をクリックして、好きなBGMをタイムラインにドラッグします。
動画の最後に再生ヘッドを移動させて……
BGMをクリックしてからトリムボタンでBGMの余分な部分を削除します。
これで、動画素材の音声は消したまま、BGMをつけることができました。
PC版CapCutで自分の声だけ消す方法
あまり多くはありませんが、たまに「自分の声だけ消したい」というニーズがあります。
有料のProプランの機能にはなりますが、声だけ消す、もしくは声だけ残すという機能があります。
CapCutの有料機能・ボーカル分離とは?
ボーカル分離とはCapCutの有料プラン「Pro」の機能になります。
「ボーカル分離>ボーカルを保持」を選択すると以下のようなことができます。
- 動画のBGMだけ削除する
- 音楽の演奏を消してボーカルだけ残す
- 音声の環境ノイズだけを削除する
「ボーカル分離>ボーカルを削除」を選択すると次のようなことができます。
- 音楽からボーカルを消してBGMにする
- 動画から余計な自分の声だけ削除する
以下では、動画から余計な自分の声だけ削除する方法を解説していきます。
声を消したい動画の「オーディオ」をクリックします。
「ボーカル分離」にチェックを入れて、「ボーカルを削除」を選択します。
これで声だけが削除されます。
ちなみに、ボーカル分離を解除するには、ボーカル分離のチェックを外します。
完全に声が削除されるかというとちょっと残っているので、この機能のためだけに有料プランに入るのはちょっとおすすめできない程度の機能になっています。
それに比べて声だけ残す機能はノイズ除去にも使えるので、有料プランでも価値がある機能になっています。
PC版CapCutの使い方まとめ
ショートカットキーボードを導入すると動画編集が速くなるのでおすすめです。
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